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ツォルキン:マヤ神聖歴

ツォルキン:マヤ神聖歴〈Tzolk'in:The Mayan Calendar〉☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10.5

ツォルキン:マヤ神聖歴 (Tzolk'in: The Mayan Calendar)ツォルキン:マヤ神聖歴 (Tzolk'in: The Mayan Calendar)
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Rio Grande Games

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プレイ人数:2~4人
プレイ時間:90分
対象年齢 :12歳以上
作者   :〈Simone Luciani, Daniele Tascini〉
備考   :チェコのゲーム
      2012年スイスゲーム大賞 1位
      2012年ポルトガルゲーム大賞 ノミネート
      2012年ミープルチョイス賞 受賞
      2013年プフェファークーヘル 1位
      2013年 金のルド賞(ベルギー) ノミネート
      2013年ポーランドゲーム大賞 ノミネート
      2013年チェコゲーム大賞 ノミネート
      2013年国際ゲーマーズ賞 ノミネート
      2013年日本ボードゲーム大賞 1位
      2013年オランダゲーム大賞 ノミネート
      2013年ドイツゲーム大賞 推薦リスト
      2013年オーストリアゲーム大賞 ノミネート
      2013年トリックトラック賞 2位


歯車によってボードが絶えず変化するワーカープレイスメント

一般的なワーカープレイスメントと呼ばれるゲームは、
手番に手持ちのワーカーをボード上に配置し、
そこに描かれたアクションを行うが、このゲームはそう単純ではない
アクションの効果を左右する「時間」の要素が盛り込まれている

手番には以下のどちらかを選ぶ
①ワーカーを配置する
②ワーカーを回収してそこに描かれたアクションを行う

この回収した時にアクションを行うのが醍醐味
このゲームのワーカー配置先は…なんと歯車の上

また、アクションが描かれているのは歯車ではなく付近のボード上
そして、手番が一周する毎に歯車は一定の間隔で回転する、これが何を意味するのか

ワーカーを配置した時ではなく回収した時に描かれたアクションを行うため、
時間経過とともにできるアクションは変わっていく
手番が進めば、歯車に乗ってワーカーは置いた時とは違う位置にいることになり、
長い手番歯車に乗せていれば、より強力なアクションが描かれるところに行き着くのである

アクションには、資源を得るものや得点を得るもの、選択肢を広げるものなど様々
畑を耕してコーンを集めたり、森林を伐採して木材を手に入れたり、
時には水晶髑髏を捧げて神の信仰値を上げたりする

何をやるにも必要なコーンの収集は必須
そして、神への信仰値を上げれば、決算毎に恩恵を得られるが、
信仰値をあえて下げることで無理やりコーンを獲得する物乞いや焼畑といった行動もユニーク

スタートプレイヤーだけができる歯車2回転や、
ゲーム毎に登場が異なるモニュメントなど、
独特のシステムの面白さに、これでもかといった特徴を盛り込んだ傑作

ワーカー配置の場所とタイミングの思考戦、唯一無二のタイムマネジメントゲーム

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ツォルキン プレイ記1

私、カニ、ゲン、I氏の4人でツォルキンをプレイ
歯車によって状況が変化するボードゲーム
パレンケ、ヤシュチラン、ティカル、ウズマル、チチェンツァという
5つのエリア(歯車)にワーカー駒を配置することで対応したアクションを行う

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このゲームでコーンは重要、コーンがあれば何でもできる
いち早くコーンをかき集めようとパレンケ(黄緑色のエリア)に群がるワーカー

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私の初期資源はコーン5に木材1、そしてチャクの信仰心+1
このゲームにはチャク、ケツァルコアトル、ククルカンという3つの神が存在し、
その地位を確立することで得点を伸ばすことができる
更に私はワーカー1人分の食料不要、建設技術+1
建物関係のモニュメント(最終ボーナス)が多い今回、当然の建物戦略

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いち早く行うべきはコーン確保だけではない
こういったワーカープレイスメント系のゲーム共通、ワーカーを増やすのは重要
我こそはとウズマル(黄色のエリア)に駆け込み、そして踏み台にされるワーカー達

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建物で農業技術アップを図るI氏
パレンケでのコーンアドバンテージを目指す

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ゲンはワーカー1人につき支払う食料-1の建物を2枚
これでゲンは決算で支払うコーンが不要になった、これは手強い

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負けじと私も1人のワーカーの食料-2の効果×4
これで4人までのワーカーに支払うコーンが不要、この安心感は半端ない
4回ある決算でワーカー1人につきコーン2個支払えなければ-3点のペナルティがある

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かたやそのペナルティをまともに(ワーカー3人分-9点)を食らったカニ
捨て身の技術特化により収穫技術と建設技術でLv3に躍り出る、この戦略がどう転ぶか

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ふとモニュメントを見ると青関係のものが多い
まだ誰もチチェンツァ(青色のエリア)に手を出していない、動くなら今…!!

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貯めた資源で神学技術を上げまくり、水晶髑髏をかき集める
この独占市場を逃す手はない

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準備は整った、後はこの髑髏をチチェンツァに捧げて点数に変換するのみ
これが20点…いや30点くらいになるかと思うと笑いが止まらんではないか

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…と思いきやチチェンツァにまさかの侵入者
I氏(緑)、そしてゲン(青)の乱入により事態は混沌へ
そしてカニはヤシュチランのアクションで資源を大量に集めている
カニを止めねば、間に合わなくなっても知らんぞ…!!

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結果、カニ131点、ゲン74点、私60点、I氏41点でカニの勝利

結局、次から次へとチチェンツアに置かれ手番順により私はワーカー2つ(髑髏2つ)を無駄に
そして、資源技術により大量の黄金を獲得したカニはモニュメントを集めて大幅得点

やはりモニュメントはでかい、1つも取れなかった私は得点を伸ばすことができず
また、ワーカーを置いていない時に2度も歯車を追加回転されたのも痛かった
ワーカー4個はやはり少なかったか…とは言え色んなパターンがあるこのゲーム
なんと言っても歯車でワーカーを回すのは楽しい
これは色々試したいところ、次は人と被らない戦略で勝ちたい

ツォルキン プレイ記2

人は皆、神の手のひらの上で…いや歯車の上で踊らされているに過ぎない

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私、カニ、ゲンでツォルキンを拡張「部族と予言」込みでプレイ(ゲーム会 感想69
この連結した6つの歯車が、今日はいったいどんなドラマを見せるのか

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まずは拡張で加わった部族選び、初期資源と部族がランダムに配られる
初期資源タイルを4枚の中から2枚選ぶと同時に、部族タイルを2枚の中から1枚選ぶ

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私が選んだのはヤムカァシュ族 (読めませんwでも説明書にそう書いてました)
ワーカーをボードに配置する時に支払うコーンが少ないのが特徴だ

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今回のモニュメントは技術に建物、ワーカー、髑髏とヴァリエーション豊富
どの戦略でいっても恩恵がありそうだ

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ゲームが開始するや否や、ロケットスタートで飛び出すカニの駒
…嘘です(笑)、段階を踏んで早々と資源技術をMAXのLv.3まで上げるカニ
これでカニは木、石、金を貰う度に追加で1個もらえる状態に

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カニの狙いは間違いなくアレ
ヤシュチランの歯車の5マス目にある資源ボーナス
通常の金1石1コーン2でも強いところをカニは金2石2コーン2と大量増幅

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それだけではない、カニの部族は毎手番1つ資源をコーンに換金?できる
ということは金2石2コーン2が実質コーン16個分に
パレンケの5マス目でもコーン9個(コーン技術MAXでも12個)と考えれば間違いなく強い

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私も負けてはいられない
狙うはティカルの歯車の5マス目にある神の信仰心UP
このゲームで重要なのは神の祝福を得られるかどうか、それだけである

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まずは序盤での得点率の高いチャク(左)とククルカン(右)信仰心でトップを狙う
最初の初期資源を選んだのもこのため
ただ飢えそうだったのでケツァルコァトル(真ん中)の祭壇からコーンを盗んで罰が当たりました

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ゲンはいつも通り(?)真っ先にワーカーを6人MAXまで増やし行動でのアドバンテージ多し
やはり初手ウズマル駆け込みスタートは有力か
しかもゲンは今回、部族により毎手番1スペースを無視してその先のマスに置けるとか

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しかし今回は拡張込み、いつもとは条件が違う
各決算時に追加ボーナスをもたらす予言ボードに視線を向ける
次の3回目の決算ではチチェンツィアの歯車に置かれたワーカーの数に応じて得点(減点)がある
しかし2回目の決算後~3回目の決算までチチェンツィアに置くためにコーンが追加で2個も必要
恩恵はあるがリスクもある、なんとかリスクなしで減点を避ける方法はないだろうか

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私の脳裏に1つの案がよぎる
2回目の決算があるターンから3回目の決算後のターンまでは計8ターン
そしてチチェンツィアには8ターン以上(最大10ターン)ワーカーを置き続けることが可能
ならばリスクのない2回目の決算前にワーカーを配置し、3回目の決算後回収すればいいのでは

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そして今回は髑髏の収集効率をUPさせる技術を上げていないが、
拡張から加わった特殊な建物を入手してある
これは各決算毎に描かれている資源を貰えるというもの、これでなぜか髑髏が振ってくる不思議
しかもこの建物、他の建物やモニュメントに(木2金1少なく)建て替えることもできる優れもの

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皆が2コーンの追加出費を払ってチチェンツィアに駆け込む中、
私は悠々と9マス目に到達し、3回目の決算で減点を避けつつ13点も獲得

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そして5人のワーカーに支払うコーンも謎の生活保護×5により免除
あとは4回目(最終)の決算を迎えるのみ

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ゲンはというと得点系の建物を大量に集めている
中でもゲン得意の技術レベルUPからの技術系モニュメントの得点率は大きい

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しかし4回目(最終)の決算目前、ゲンが奇妙な行動に出る
次で決算というタイミングでまさかのスタートプレイヤー確保&歯車2回転
確かに決算ターンで駒を回収するのがセオリーかもしれないが、
チチェンツィアに置かれたゲンのワーカーは予約満席の髑髏地帯へ…どれだけ戻るんだw

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他人の心配をしている余裕はない
私はなんとか祭壇3つ全てでトップを保持し最終決算にて大幅得点、これは勝ったか!?

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と思いきや、カニが密かに建物を収集し、そこには建物数に応じた得点のモニュメントが…

結果、カニ151点、私129点、ゲン118点でカニの勝利

やはりモニュメント強し、何より今回カニは予言での得点にも絡んでいたのが大きかった
そして、部族と資源戦略の相性も良かった
私は綺麗にまとめたように見えて、案外予言には絡んでいない上に部族も活かせていなかった
ワーカー配置の度に恩恵がある部族なので、チチェンツィアで長居したのも損だったかもしれない
ゲンはコーンが多く必要な部族なので、ワーカー6人は少しきつかったのではないかと思う
何より技術特化で技術系のモニュメントが1枚だったのも惜しかった

基本ルールですら多彩なパターンが存在するこのゲーム
この拡張は更に要素が増えたものの、戦略の道標となる予言によって方向を定めやすくなった
また最初の部族によって異なる条件でのスタートというのも、
何度もプレイして色々試したくなるので面白いと思いました
これは一生飽きなさそうなゲーム、感無量です

プロフィール

キタ

Author:キタ
ボドゲ歴:12年くらい

ボードゲーム、カードゲーム、脱出ゲーム等、アナログゲーム中心に好き勝手書いているブログです
割と身内向けの記事が多いです

マイナーなジャンルですが、TVゲームより洗練された世界の傑作アナログゲームの面白さを伝えられたらと思います

重量級ゲーム、瞬発系ゲーム、人狼系ゲームが特に好きです

追記:
リンク等随時更新していきます

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10/5(土)13:00~20:00

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