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キル・ドクター・ラッキー

キル・ドクター・ラッキー〈Kill Doctor Lucky〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8.0

キル・ドクター・ラッキー(新版) (Kill Doctor Lucky)キル・ドクター・ラッキー(新版) (Kill Doctor Lucky)
(2010/01/20)
Titanic Games

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プレイ人数:3~7人
プレイ時間:60分
対象年齢 :12歳以上
作者   :ジェームズ・アーネスト〈James Ernest〉
備考   :アメリカのゲーム
      1997年オリジン・アワード賞受賞


ドクター・ラッキーに恨みを持つ者達が屋敷に集結

…いったい何があったのでしょうか

誰よりも早くドクター・ラッキーをコ○スことを目的とした危ないゲーム

あの手この手を使って襲撃しますが何故か失敗します

しかも他のプレイヤーが(ボード上で)見ていると襲撃できないという斬新なシステム

いかに他人の見ていない部屋へ移動し、カードも使って出し抜くか考えるのが面白い

7人までできるということで人数が増えるともっと盛り上がりそうです

割とルールも簡単で軽めのゲームですが、やり応えのある作品です
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キル・ドクター・ラッキー ルール概要

キル・ドクター・ラッキーのルール概要
少し危険なテーマなのでご注意を
P1050846.jpg

館に集まりし者達、彼らは全員共通の強い意志を持ってここへやってきた
そう、この館の主、Dr.ラッキーをコ○スという目的を果たすために
…いったい何をされたのでしょうか

各自6枚のカードを受け取りゲームスタート
基本的には自分の番が来たら1部屋移動するのみ
部屋は廊下や階段を含め31部屋(次の画像参照)
部屋割り

ちなみに手番中、この1部屋移動に加えてカードを1枚使用してもよい(移動の前後どちらでも)
カードは4種類あり、ここで使えるのは「場所」カードと「移動」カード
「場所」カードはカードに書かれた場所に自分かDr.ラッキーを瞬間移動させ、
「移動」カードはカードに書かれた部屋数だけ自分かDr.ラッキーを移動させる

そして、もしDr.ラッキーと同じ部屋にたどりつけば…襲撃することができる
初期の攻撃力は全員1で、Dr.ラッキーのHPは1である
こう聞くと、一瞬でゲームが終わるかに思えるがそうではない

誰かが襲撃した時、襲撃した人から時計周りに全員「失敗」カードを何枚でも出してよい
「失敗」カードはカードに書かれた数字だけ攻撃力を下げることができる
このルールにより、襲撃を成功させることは困難を極める
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そこで襲撃する側も、襲撃する度に1枚だけ「凶器」カードを使用してもよい
「凶器」カードはカードに書かれた数字だけ攻撃力を上げることができる
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そしてDr.ラッキーのHPを0に減らすことができれば襲撃成功でゲーム終了である
ちなみに襲撃が失敗したら(攻撃力を0に減らされたら)、その人の手番は終了する

尚、襲撃に失敗した場合、その人は「悪意カウンター」を1つ受け取る
これは以後、「悪意カウンター」1つにつき攻撃力を+1上げるものである
ゲームが進めば進むほど、「悪意カウンター」が溜まり攻撃力が上がっていく
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それと同時に、自分以外の誰かが襲撃を試みた時、「悪意カウンター」をその人に渡すことで、
渡したカウンター分だけ攻撃力を下げるという「失敗」カードと同じような使い方もできる
しかしながら、次の襲撃からその人の攻撃力を上げることなるので、極力避けた方がいいだろう

ちなみにカードを何も使用せず、襲撃もせず、名前の書かれた部屋で手番を終えた場合、
新たにカードを1枚受け取ることができる(4種類のいずれかランダム)

このようにカードを集めながら悪意を溜めながら目的を果たすチャンスをうかがうゲームである
そしてDr.ラッキーは、各プレイヤーの手番が終わるごとに番号のついた部屋を順番に移動する
(ただし、廊下など番号のついていない部屋を飛ばすので、1.5部屋くらいのペースで移動する)

しかも、各プレイヤーの手番毎なので実質、プレイ人数倍の速度で移動することになる
なので追い付くことは容易でないので、基本はカードを使うか待ち伏せするしかない

ここまででも十分面白いが、このゲーム特有のユニークなルールが2つある

1つは待ち伏せしてDr.ラッキーが同じ部屋に来た場合、次の手番を得られるという点
基本は時計周りの手番だが、このルールにより手番が飛んだりする
上手く移動すれば連続で手番を行うなんてことも
それでも待ち時間を感じさせないくらいサクサク進むので、割とすぐに手番が来る

もう1つは同じ部屋もしくは違う部屋から誰かの視線が通っていると襲撃できない点
ボードが非常によくできていて2つ3つ離れた部屋からでも視線が通るような作りとなっている
どんなに攻撃力があっても、他人に見張られていたら襲撃できないのだ
なんとも現実的なシステムである

スーツの男(一番左)の視線が右端の部屋まで通っている例、これでは襲撃できない
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危険なテーマだが、やっているといつの間にか夢中になってしまう
この見張り合い、探り合い、駆け引きの末、果たして襲撃に成功する者はいるのか

7人までできて、悪意あり、笑いありの色んな意味で傑作のボードゲーム
これはもう、隠れた名作と言わざるを得ない

キル・ドクター・ラッキー プレイ記1

そういえば以前にキル・ドクター・ラッキーをプレイした記録があったのでUP
私、Ab氏、Kawa氏、Mori氏の4人プレイの最終戦
雰囲気だけでも伝わればいいかなと思います

大まかなルールはキル・ドクター・ラッキー ルール概要を参照

Dr.ラッキーの館に集まりし4人
たまたま同じ日に屋敷を訪れた者達だが、彼らには共通の目的があった
そう、憎きDr.ラッキーに復讐を果たすという目的が

集まったのはスーツの男(私)、メイド(Ab氏)、コック(Kawa氏)、おばさん(Mori氏)
Dr.ラッキーの初期配置はランダムだが、今回は玄関(笑)
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Dr.ラッキー「お前ら、何勝手に入ってんだ?」

そう言われんばかりの状況だが、気にせずゲームスタート
キャラクターの会話もただの妄想なので気にせずに(笑)
順番が後手のKawa氏が上手く回り込みDr.ラッキーとSitting Roomで二人きりに
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コック「覚悟ー!」
Dr.ラッキー「へ?今なんて?」

そして、近くにあった凶器を手に取るKawa氏(凶器カード使用)
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取りだしたのは、ぼ…帽子(笑)
一応、攻撃力+2だが、他の人が失敗カードを出して攻撃力を下げれば阻止できる

失敗カードは襲撃者した人の左隣から時計周りの順に出すが、あえて私は出さない
私→Mori氏→Ab氏の順なので、最後のAb氏で攻撃力を0にできなければ2周目はない

つまりこの場合、最後のAb氏が失敗カードを出さなければゲームが終わってしまう
襲撃した人から近い順の人が、持っていないふりをするのは常套手段である

Ab氏は失敗カードを出すしかない、Kawa氏の襲撃は失敗
しかしながら、これで悪意カウンターを受け取るKawa氏、以後の攻撃力+1に

そうこうしてる間に回り込み私がWinter Gardenで仕掛ける
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スーツの男「コ○ス!」
Dr.ラッキー「は?」

この凶器を使って…
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猿の手?…攻撃力+2、当然ながら失敗、皆まだ失敗カード多し

次にAb氏、Servant's Quartersで隠し持っていたとんでもない武器を取り出す
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メイド「これでもくらえ!」
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ピ、ピストル…!攻撃力+3、どころじゃないと思うんだけどな…
なんとか全員で失敗カードを出して阻止

Dr.ラッキー「ん?今なにか、わしの体をかすめなかったかえ?」
…そう、この博士、その名の通り超幸運の持ち主なのである

次にParlorでDr.ラッキーと二人きりになるMori氏
しかし、感じた悪寒は気のせいではない、これは…視線!?
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気が付くと全員が全員をマークする状況
どれだけ遠くの部屋だろうと直線上に視線が通っていれば襲撃を阻止できる
徐々に攻撃力が上がっていることもあり警戒心全開、これでは襲撃できない

その後、Ab氏のハンマーがすっぽ抜けたり
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Kawa氏が血迷ったように本を振りかざしたり
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私が何を思ったのか殺鼠剤を撒いたりするも、なかなか決まらず
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そんな中、Mori氏がWhite RoomにDr.ラッキーを呼び寄せ、意表をつく
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マークが追い付かない、全員の視線をかいくぐり襲撃するMori氏
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おばさん「ここで会ったが100年目!」
Dr.ラッキー「あんだって?」

持ちだした凶器カードは「Civil War Cannon」 …なにコレ?
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もう館が吹き飛びそうな凶器(兵器)、攻撃力+30くらいありそうだけど+3(笑)

しかしながら、もう全員カードが付きかけている状況…
悪意カウンターを失敗カードに代用もできるが、それを持ってしても足りず
攻撃力を0に減らすことができずゲーム終了、Mori氏の勝利

その後、Dr.ラッキーが…いや、館がどうなったのか知る者はいない

テーマがテーマだけに万人にオススメできないが、これはよくできたゲーム
部屋カードや移動カードで不意をつくなど戦略的要素もあり、実に面白かった

それでいてプレイ感はかなり軽い、ルールも単純…だが斬新
これは何度もやりたいゲーム、そしてDr.ラッキーの無敵っぷりが笑えた(笑)
プロフィール

キタ

Author:キタ
ボドゲ歴:12年くらい

ボードゲーム、カードゲーム、脱出ゲーム等、アナログゲーム中心に好き勝手書いているブログです
割と身内向けの記事が多いです

マイナーなジャンルですが、TVゲームより洗練された世界の傑作アナログゲームの面白さを伝えられたらと思います

重量級ゲーム、瞬発系ゲーム、人狼系ゲームが特に好きです

追記:
リンク等随時更新していきます

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