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優雅なボードゲーム生活

ボードゲーム、カードゲーム中心の日記、紹介、レビュー等
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インカの黄金

インカの黄金〈Incan Gold〉 ☆☆☆☆☆☆☆★★★ 7.0

インカの黄金インカの黄金
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Gryphon

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プレイ人数:3~8人
プレイ時間:20~40分
対象年齢 :8歳以上
作者   :ブルーノ・フェイドゥッティ〈Bruno Faidutti〉
      アラン・ムーン〈Alan R. Moon〉
備考   :ドイツのゲーム「ダイヤモンド〈Diamant〉」のリメイク
      2005年ドイツゲーム大賞 推薦リスト(ダイヤモンド)
      2005年日本ボードゲーム大賞 1位(ダイヤモンド)


宝石発掘を目指して遺跡を冒険するゲーム

ルールは簡単、宝石カードと危険カードが混ざった山札を用意し
ラウンドが始まると全員同時に「進む」or「戻る」の選択

その後、山札から1枚を公開し、
それが宝石カードなら「進む」を選んでいた人は宝石を貯めることができる
しかし、それが危険カードだった場合、貯めた宝石を全て失ってしまうことも…

「戻る」を選べば、それまで貯めた宝石を獲得することができるが、
そのラウンドでもう行動はできなくなる

また進むを選んだ人が少なければ、一度に貯めることができる宝石は増える
これを5ラウンド行い獲得した宝石が多いプレイヤーが勝利する

バッティングしなければ多くの恩恵を得られるシステムで、
人数が増えるほど飛び交うブラフが面白い
チキンレースのような感覚が楽しめるのもこのゲームの魅力

戻るべきタイミングはいつか、他人との駆け引きが熱い良作です
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アルカトラズ・スケープゴート

アルカトラズ・スケープゴート〈Alcatraz: The Scapegoat〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8.0

アルカトラズ・スケープゴート(ALCATRAZ THE SCAPEGOAT) 並行輸入品アルカトラズ・スケープゴート(ALCATRAZ THE SCAPEGOAT) 並行輸入品
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Z-MAN

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プレイ人数:3~4人
プレイ時間:60分
対象年齢 :15歳以上
作者   :Rafał Cywicki
      Krzysztof Cywicki
      Krzysztof Hanusz
備考   :ポーランドのゲーム


もう名前から危険な香りしか漂わない、対象年齢も15歳以上(R15指定?笑)

監獄島とも呼ばれる刑務所アルカトラズ

プレイヤー達はそこに収監された囚人となる(いったい何をしたんだ…)

全員で協力し、タイムリミットまでに脱獄を試みるがそこには様々な困難が…

そして、もし達成できたとしても誰か1人は監獄に置き去りにならなければならない

移動してアイテムを集めるもよし、暴動を起こすもよし、アイテムを盗むもよし、看守を買収するもよし、或いは誰かを脅迫するもよし、限られた時間の中でその選択肢は様々

次々と増える看守に、徐々に制限される行動

果たして数々の達成条件を満たし、この監獄から脱獄できるのか

そして、この達成条件に貢献できず島に置き去りになるのは誰なのか

「このままでは自分が置き去りに、それならいっそ全員…」

そんな悪意が芽生える者が必ず現れるだろう

協力するようなそぶりを見せておきながら、腹の探り合いをするのが面白い

このシステム、まさにクレイジー

アグリコラ

アグリコラ〈Agricola〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10.5

アグリコラ (日本語版)アグリコラ (日本語版)
(2009/01/31)
ホビージャパン

商品詳細を見る

プレイ人数:1~5人
プレイ時間:プレイ人数×30分
対象年齢 :12歳以上
作者   :ウヴェ・ローゼンベルグ〈Uwe Rosenberg〉
備考   :ドイツのゲーム
      2007年ミープルチョイス賞 2位
      2008年ドイツゲーム大賞 複雑ゲーム特別賞
      2008年ドイツゲーム賞 1位
      2008年トリックトラック賞 1位
      2008年国際ゲーマーズ賞 1位
      2008年スペインゲーム大賞 1位
      2008年ポルトガルゲーム大賞 1位
      2008年チェコゲーム大賞 1位
      2008年オーストリアゲーム大賞 エキスパート部門賞
      2009年オランダゲーム大賞 1位
      2009年フランスゲーム大賞 審査員特別賞
      2009年日本ボードゲーム大賞 3位
      2009年ポーランドゲーム大賞 1位


アグリコラとはイタリア語で農場という意味である

畑を耕し種を蒔き、牧場を作り家畜を飼い、部屋を増築して家族を増やす
そして、増えた家族でまた働き、作物を収穫し、家畜を調理し、食料を確保する
様々な選択肢から家族の行動を選び、自らの土地を豊かにしていくゲーム

家族駒を配置し、場所に依存するアクションを行う
いわゆるワーカープレイスメントと呼ばれる進行方式
(先に家族駒が置かれている場所は選択できない、早い者勝ち方式)

アクションは資源を獲得するものや箱庭を発展させるものなど様々

このゲーム独自の特徴としてはアクションの選択肢がゲーム進行とともに増えていくことと
人気のないアクションは価値が上がっていくということ
2つの意味で盤面成長型のワーカープレイスメントなのである

また「進歩」と呼ばれる様々な発展カードにより
ゲーム中の収穫幅を上げたり追加行動を得ることができる
更に、ルールに影響をもたらす「職業」カードも加わり、その戦略は多種多様に
また、何かに特化するのではなくまんべんなく各種要素を揃えなければ減点されるシステム

厳しい制約の中で、いかに効率的な戦略を見出だせるかがこのゲームの醍醐味と言える
また他人の状況を考慮した場所選択などアグリコラならではの駆け引きも満載

何より自分の箱庭を自由に発展させていくのは見ていて楽しい
他人への直接的な妨害もなく、テーマも農業という万人にお薦めできる平和なゲーム

大量の木製駒に豊富なカードと高い値段にも頷ける充実したコンポーネント
世界的に高い人気を誇りBGGでもトップクラスの評価を維持する傑作
カタンプエルトリコが好きな人なら是非オススメしたい一品である

アグリコラ プレイ記1

アグリコラを私、カニ、ジラ氏の3人プレイ

ルール説明は長いので今回は感想のみ

詳しいルールについてはまた紹介したいと思います

〈1回目〉

私はいつもながらの畑戦略

のはずが途中で石の家戦略に変更したためどちらも中途半端に

畑の数で他の2人に抜かれるもなんとか羊、猪、馬を飼育しマイナス点を回避

このゲーム、畑や動物、家など様々な要素を集める必要があるのですが

どれか1つかけてもマイナス点になるため攻めが偏りすぎてもよくない

また各自3×4の12マスの箱庭を持ちますが

最終的にこれを全て埋めないとそれもマイナス点になります

P1050913.jpg

最終結果

私(下)   44点
カニ(左上) 39点
ジラ氏(右上) 45点

後半まんべんなく得点要素を集めたが及ばず

やはり空きスペースが3つもあったのが痛かった



〈2回目〉

写真も撮り忘れたので結果のみ

私  37点
カニ 31点
ジラ氏 39点

ジラ氏の使っていた家族を増やしまくる職業カード「乳母」が強かった

おそらく3人プレイだと特に強いカードなのでしょう



〈3回目〉

家族を増やすのが大事だとわかったので

私も職業カード「愛人」を使い、臨時で家族を増員…家族?笑

カニも進歩カード「葦の家」で家族を増員していましたが

早すぎたのか家族の食糧供給に追われ伸び悩んでいた様子

このゲーム、家族を増やすことでターンの行動回数が増えるものの

家族の人数分だけ食糧確保に追われることになります

私は気が付くと畑作業に追われ、動物を飼育することができず

P1050914.jpg

最終結果

私(下)   38点
カニ(左上) 20点
ジラ氏(右上) 40点

ジラ氏は途中物乞いカード(-3点ペナルティ)をもらったにもかかわらず

終わってみると箱庭も全て埋まり安定した形に

カニはやはり食糧確保の負のスパイラルに巻き込まれ発展できず

私は進歩カードの得点で14点を巻き返すも届かず

ジラ氏の3連勝、彼は箱庭作りの達人なのでしょう



やりたいことが山ほどあるのにできないこのもどかしさ

それがまた再チャレンジしてみたいと思わせてくれます

次こそは畑戦略で勝ちたい

そして「愛人」カードはまた使いたいですね(笑)

アルカトラズ・スケープゴート プレイ記1

私、カニ、ジラ氏でアルカトラズ・スケープゴートのプレイ

今回は私、カニ、ジラ氏の3人でプレイ、なので脱獄できるのは2人だけ
ボードはこんな感じの4×3枚でゲーム毎に配置がランダムに変わります

アルカトラズ1

1枚1マスでこの12マス(12部屋)上でプレイヤー駒(画像の円柱)を動かす(斜め移動可)
青い立方体は看守駒でこれが多い部屋は行動が制限されます
ボード配置、プレイヤー駒の初期位置、看守駒の初期位置はランダムで決定し今回はこんな感じ

ゲーム進行はターン制で自分の番に部屋移動やアイテム獲得などの行動ができる
そして達成条件(アルファベットの書いたカード)のある部屋で必要なアイテムを消費すると
そこに書かれたアルファベットの達成条件を満たすことができる
(そのカードは取り除かれ新たな達成条件カードがランダムでいずれかの部屋に置かれる)

その時、協力の有無にかかわらずアイテムを消費したプレイヤー以外も報酬としてランダムに、
いずれかのアルファベットの達成条件を満たすことができる(山札から引く)
なので自分が達成条件を1つ満たすせば他の人も達成条件を何か1つ満たすことになる

ただしこのゲーム、ターンが一巡する度に生贄(スケープゴート)を決定しなければならず
生贄となった人は行動数が増えたり、ターンを一番最初に行える代わりに、
ターンが一巡するまで、達成条件を満たすことができない(報酬の達成条件もなし)
尚、生贄は毎ターン全員の投票で決定し同数の場合は前の生贄が決定権を持つ

基本は達成条件を満たすためのアイテム(シンボルの描かれた丸いチップ)を集めていき、
ゲームクリア条件は全員-1人(3人の場合は2人)で達成条件A~Fを満たせばOK
達成条件に不要な1人は必ず置き去りとなり、不要であれば優先的に生贄が置き去りとなるルール

アルカトラズ4

ターンが一巡する毎に1人ずつ追加される看守
看守が増えると行動が制限される上、21個の看守が置かれた時点でゲームオーバー
初期配置で看守12人+ターンの最初に1人追加なのでタイムリミットは実質8ターン

しかも、生贄となった人は他の人と差をつけられぬよう
脅迫カードを使用することができる(脅迫カードを引くのは生贄でなくても引ける)
脅迫カードは他人のアイテムを奪う、看守を増やすなど様々

アルカトラズ7

時間が進み達成条件を増やすもどうしてもAの達成条件が現れない
常に場の達成条件が3つになるよう補充されるが、
補充される達成条件はランダムなので運もあったり

実は1枚目の画像にAがあるのですが、
序盤、生贄になったカニが脅迫カードでAの達成条件を消し去っていました(笑)

このままでは誰も脱獄できない、そして…
看守が残り1人、これがラストターン

ターンの最初には生贄を決定しなければならず、全員に緊張が走る
最後のターンで生贄となった人は必要不可欠な達成条件を満たしていない限り脱獄できない

前のターンに脅迫カードを2枚も引いていたジラ氏
もし生贄に選ばれればそれを使い全員を道ずれにすることは明白


しかしそれはこちらも同じ


私も他人のターンを完全に飛ばすという最強の脅迫カードを切り札に取っている
どちらにせよAの達成条件が出ていない今、ゲームクリアは絶望的なわけですが、
私を生贄にしようものなら、この無謀な脱獄計画に終止符を打とうではありませんか

生贄の投票結果は私、ジラ氏がお互い相手に投票、そしてなんとカニが自分自身に投票
この場合、前のターン生贄だったカニに決定権があり、カニは自身を生贄に選択
カニは私とジラ氏の持っていないFの達成条件を満たしている
つまり、生贄でも脱獄メンバーに入れる可能性はある

しかし、私かジラ氏がAの達成条件を満たしたとしても、
私かジラ氏がFの達成条件も満たしてしまったら生贄であるカニの置き去りが決定してしまう
が、確かにこれしか手はないのかもしれない、カニに後光が差す

…まあそもそも誰がAの達成条件を消したのかという話もありますが(笑)

生贄のカニからターン開始でカニからアイテムの全力フォロー
(同じ部屋にいる場合、交渉で無条件にアイテムの受け渡しは可能)

アルカトラズ9

見事ジラ氏がDの達成条件を満たし私へランダム報酬が入る、恐る恐る達成条件カードを引く

「Aだ!」

まさかのA、この時点でAの達成条件を持っているのが私だけ
これで私の脱獄メンバー入りが確定し、唯一Fの達成条件を保持するカニと脱獄が可能となった

更に次の達成条件がたまたま私のすぐ近くに発生、私が持っていない…B
協力してくれたジラ氏からの報酬の御礼にジラ氏にも可能性を残そうではありませんか
私のターンでBも達成、これでランダム報酬でジラ氏にFが入れば私とジラ氏で脱獄の可能性も…

しかし、ジラ氏が引いた報酬の達成条件、F…ではなくジラ氏も持っていなかったA
これはまさか…Aの達成条件を持つのが私だけではなくなった?

アルカトラズ10

最終ターン終了(写真下 私、写真右上 ジラ氏、写真左上 カニ)
達成条件Fを満たしているのがカニのみとなり、生贄でも脱獄メンバー入りが確定

そして、最後まさかの展開で私とジラ氏が2人とも達成条件Aを獲得
つまり私とカニ、ジラ氏とカニのどちらでも達成条件を全て満たすことになる
私かジラ氏が生贄なら、生贄が優先的に置き去りになるものの2人とも生贄ではない
この場合、達成条件→お金→アイテム→体力の順で比較していき数が多い方が脱獄する模様

私とジラ氏の状況は、
2人ともF以外のA~Eの達成条件をピッタリ満たしている
持っているお金2…アイテム0…体力0…全て同じ

まさか…

説明書に「それでも決まらない場合は他のプレイヤー達が幸運なる者を決定する」
みたいな記載がありましたが、流石に優劣の付けようがない

・・・

ということで今回は「全員で脱獄」ということで合意
おそらくこのような展開は二度とないでしょう、非常に面白いゲームでした
教育上は決してオススメしませんが(笑)、ボードゲーム好きなら是非オススメの一品です!

お邪魔者

お邪魔者〈Saboteur〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8.0

お邪魔者お邪魔者
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AMIGO/アミーゴ

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プレイ人数:3~10人
プレイ時間:30分
対象年齢 :8歳以上
作者   :フレデリック・モヤーセン〈Frederic Moyersoen〉
備考   :ドイツのゲーム
      2004年日本ボードゲーム大賞 ノミネート


金鉱掘りになって金塊目指して掘り進むゲーム
ルールは簡単、手番が来たら手札のカードから道カードを出して置くだけ

道カードは十字路やT字路、カーブなど様々で、場の道カードに繋がるように置く
そして皆で協力し一定距離離れた場所にあるゴール(金塊)に辿り着ければOK
道カードには役に立たない行き止まりなどもあり、他の人との連携も重要である

しかし、このゲームはただの協力ゲームではない
最初に秘密裏に役割カードが配られており、内何枚かは「お邪魔者」と記されている
この「お邪魔者」カードを受け取った人の新の目的は、ゴール到達を阻止すること

皆で道を繋いでいく中、次々と本性を現すお邪魔者達
手札のカードには、指定した人の道カードを出せなくするものや、場の道カードを壊すものなど様々なアクションカードも存在し、攻防が激化することは必至

いったい誰が味方で誰が敵なのか、誰一人として他人の役割を知ることなくスタートするが、それは各々の行動から徐々に明らかになっていく
数で不利な「お邪魔者」がどう立ち回るかは実に見物

基本、6人以上必要だが人数が増えるほど盛り上がることは間違いない
疑心暗鬼ゲームの定番、金鉱堀VSお邪魔者の正体隠蔽チームバトル

さあ、よく仲間達の行動を監視しよう、真面目に働いていないのは…誰ですか?


操り人形

操り人形〈Citadels〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8.5

あやつり人形 完全日本語版あやつり人形 完全日本語版
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アークライト

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プレイ人数:2~7人
プレイ時間:60分
対象年齢 :10歳以上
作者   :ブルーノ・フェイドゥッティ〈Bruno Faidutti〉
備考   :ドイツのゲーム
      2000年アラカルト・カードゲーム賞 1位
      2000年ミープルチョイス賞 2位
      2000年ドイツゲーム大賞 ノミネート
      2001年オランダゲーム大賞 1位
      2001年国際ゲーマーズ賞 ノミネート
      2005年ポーランドゲーム大賞 ノミネート


ドイツゲーム大賞の受賞は逃したが、埋もれることなき名作カードゲーム
大賞を取れなかったのは、当時ボードゲームの受賞傾向が強かったこともあるだろう

「①暗殺者」「②泥棒」「③魔術師」「④国王」「⑤聖職者」「⑥商人」「⑦建築家」「⑧傭兵」

8つの職業カードからランダムで1枚を除外し、残りの7枚から順番に1枚ずつ抜いていく
このようにして各自、選んで抜いた職業を担当する

そして、このゲームは手番を時計回りではなく、①~⑧の職業順(小さい数字から)で行う
各自、最初に持っているのは4枚の建物カードと2枚の金貨
手番にできることは金貨を消費して建物カードを建てることと、職業の能力を使用できる

暗殺者は狙った職業の手番を飛ばすことができ、泥棒は狙った職業の金貨を奪える
魔術師は手札を入れ替えることができ、建築家は手札の補充に長けている
国王、聖職者、商人、傭兵は建物カードの色に依存した金貨の追加収入をもたらす

①~⑧までの手番が終わったら、再び同様のやり方で職業を選び直し手番を行う
誰が何の職業を選んだかはわからないが、抜かれた順番である程度しぼることはでき、
他人の建物、手札、金貨の状況も材料に誰がどの職業を選んだのか推理する

あえて裏をかくなど、自分の状況を考えた上での駆け引きが面白い
そして、最終的には建てた建物の価値合計が高い者が勝利する
勝利に近い人の職業を暴き、歯止めをかけることができるのか

陰謀と戦略のカードゲーム、鉄板です!

アベ・カエサル

アベ・カエサル〈Ave Caesar〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.0

アベ・カエサルアベ・カエサル
(2006/08)
Asmodee

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プレイ人数:2~6人
プレイ時間:30分
対象年齢 :12歳以上
作者   :ヴォルフガング・リーデッサー〈Wolfgang Riedesser〉
備考   :ドイツのゲーム
      1989年スウェーデンゲーム大賞ファミリーゲーム部門 1位
      2005年日本ボードゲーム大賞 1位


ローマの戦車競争をテーマにしたレースゲーム

各自1~6まで各4枚ずつ24枚の数字カードを持ち、それらを混ぜて山札とする
常に手札が3枚になるように引き、手番には手札から1枚捨て、その数字分だけ駒を進める

単純なルールながら恐ろしいくらいのバランスにできており、最後まで気を抜けない

追い越しはできない、横には移動できない、斜め移動可能、先頭は6を出せない、
1周目か2周目には皇帝レーンを通らなければならない、など面白味の増すルール満載

計3周を競うが、狭いコースでは道の塞ぎあいになること必至
これはただのすごろくにあらず、いつどのカードを切るべきか、
深い読み合いを制した者だけが、ゲームを制する

非常に軽いゲームでありながら内容は充実
4~6人推奨と多人数プレイ可能で所要時間は30分以内と短時間
そして万人にお薦めできる古風なテーマ

さあ、選りすぐりの馬を用意せよ
皇帝カエサルの下、勝利のみが栄光となるだろう
命懸けの熱きレースが今、幕を開ける

アベ・カエサル プレイ記1

私(黄)ニュクス(赤)ゲン(青)カニ(茶)ジラ氏(黒)の5人でアベ・カエサルをプレイ

P1020333.jpg

ローマの戦車競走をモチーフとしたレースゲーム
先に3周した者の勝ちだが、途中で皇帝カエサルに忠誠を誓わない者は死刑である
赤と黄のコース、左回りと右回りを選べるが、今回は黄コースを左回りする

P1020338.jpg

このように常に3枚の手札を持ち、手番が来たら1枚出して数字分進む、ただそれだけ
進める方向は前か斜め前のみ、壁越え不可、横移動不可である
しかし単純ながらよくできたルールがいくつもある

Ave1.jpg

追い越し不可、このように前のレーンを塞がれ、出せる数字がなければパスするしかない
(ここは2レーンあるが、1レーンしかないところもあり渋滞必至である)

いきなりゲン(青)とカニ(茶)にブロックされた形となったジラ氏
こうなると「3」までしか出せない

P1020342.jpg

そして1週目か2週目のどちらかは必ず皇帝の前(一番手前のレーン)を通らなければならない
一番に皇帝カエサルに忠誠を誓うゲン(青)、その証として金貨(銀貨?)を捧げる
ゲン(青)に塞がれ、皇帝レーンに入ることができなくなったニュクス(赤)

P1020345.jpg

かく言う私(黄)も忠誠を後回しにして独走狙い…と思いきや、後ろから聞こえる蹄の音
まさか、私の最高品種の馬についてこれるはずが(※全員のカード構成は同じです)

衝突など恐れはしないと言わんばかりにピッタリと後ろにつけるニュクス(赤)
この自信、恐らく数字の低いカードを手持ちにしているのだ

P1020346.jpg

1週目で忠誠を誓えていない私はここでできるだけリードする必要がある
しかし、危険なのは手札に抱える「6」のカード
このゲーム、先頭に立つと「6」をプレイできないというルールがあるのだ

P1020351.jpg

どこまでもついてくるニュクス(赤)…そう、私(黄)と全く同じカードを切っているのだ
完全に読まれている、このレースの敵は間違いなくニュクス
伊達に20年以上の付き合いではない(笑)
のぞむところだ、最後まで逃げ切ってやる

P1020352.jpg

しかし、迫る足音は1つでないことに気付く私
ゲン(青)、カニ(茶)、そして序盤完全に空気だったジラ氏(黒)がすぐそこまで迫っている
いったいどんなトリックだ?笑(※全員のカード構成は同じです)

P1020354.jpg

そして、私(黄)の一瞬の隙を見逃さないニュクス(赤)
私の馬が減速した瞬間、別レーンから追い抜き前のレーンを塞ぐ
終盤での一手パスを強いられた私、これは痛い

P1020355.jpg

まだ諦めたわけではない、ゴールまで私は12マス、これで次も「6」を引けば…
先頭のニュクス(赤)はゴールまで6マス、つまり次のターンではゴールできない
手番は私が先、まだ勝機はある…次のカードに望みを託す

P1020357.jpg

…とか無理、引いたカードも「2」でここまで、ニュクス(赤)は普通にゴール(笑)
そして、外周からゲン(青)が迫る、そしてジラ氏(黒)もすぐそこに…

P1020358.jpg

なんとか私は2着を死守、そして僅差でゲン(青)がギリギリでかけこむ
ジラ氏(黒)はお先にどうぞ、と言わんばかりに減速し遠慮なくカニ(茶)が先にゴール(笑)
結果 1位 ニュクス、2位 私、3位 ゲン、4位 カニ、5位 ジラ氏

私の馬は最高品種などではなかった、そしてとんだ駄馬を買わされたジラ氏(笑)
5人プレイにもかかわらず1ゲーム30分以内で終わり、
短時間とは思えないような内容、終始白熱し盛り上がっていた

同じカード構成で引き運もあるが、いつどのカードを切るかなどの読み合いが熱い
そして3周するのにほぼ全てのカードを使い切るようにできておりバランスも最高

満点をつけたいレベルだが軽いゲームは星1つ落とすくらいの評価をつけているので、
これも9つ星くらいにしておきます(まあそういう趣向なので笑)

アベ・カエサル 雑記1

アベ・カエサルの元になった戦車競走の動画があったのでなんとなくURLを貼ってみる
激しいチャリオットの攻防が昔の映画ながら凄い迫力である
そういえば昔、ロードショーか何かで見たなぁ

映画「ベン・ハー」 4頭馬車レースシーン


「てめぇ!汚ねぇぞ!クロヤロー!」
「そうだぁ、いいぞぉ!いけいけー!」

アベ・カエサルをやっていても飛び出しそうな言葉である(笑)

ボードゲームはシステムも大事だけれど、テーマも大事
システムだけならトランプでも面白いゲームはいっぱいある

やっぱりボードゲームは背景があるからこそ入り込みやすく、
より楽しむことができるんじゃないだろうか
プロフィール

キタ

Author:キタ
ボドゲ歴:12年くらい

ボードゲーム、カードゲーム、脱出ゲーム等、アナログゲーム中心に好き勝手書いているブログです
割と身内向けの記事が多いです

マイナーなジャンルですが、TVゲームより洗練された世界の傑作アナログゲームの面白さを伝えられたらと思います

重量級ゲーム、瞬発系ゲーム、人狼系ゲームが特に好きです

追記:
リンク等随時更新していきます

次の優雅なボードゲーム会
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