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優雅なボードゲーム生活

ボードゲーム、カードゲーム中心の日記、紹介、レビュー等
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郵便馬車

郵便馬車〈Thurn und Taxis〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8.5

Thurn und Taxis. Spiel: Für 2 - 4 SpielerThurn und Taxis. Spiel: Für 2 - 4 Spieler
(2006/05)
Schmidt Spiele Gmbh

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プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60分
対象年齢 :10歳以上
作者   :〈Andreas Seyfarth, Karen Seyfarth〉
備考   :ドイツのゲーム
      2006年国際ゲーマーズ賞 ノミネート
      2006年日本ボードゲーム大賞 1位
      2006年ミープルチョイス賞 受賞
      2006年ドイツゲーム大賞 1位
      2006年プフェファークーヘル 1位
      2007年チェコゲーム大賞 1位
      2007年オランダゲーム大賞 ノミネート
      2007年フィンランドゲーム大賞 1位
      2007年スウェーデンゲーム大賞 ノミネート


ドイツの都市の郵便網を繋いでいき、自らの郵便会社を拡大するゲーム

手番にはランダムに6枚並べられた都市カードから1枚取り手札に加え、
その後、手札の都市カードから1枚を自分の手前に置く

既に自分の手前に都市カードが置かれているならば、
新しい都市カードはその右に置くか左に置くか決める

そして、手番に3枚以上の都市カードが自分の手前に並んだら、
それを捨て札にして、カードに描かれた都市に自分の郵便局駒を置く

この郵便局の置き方が実によくできており、
まず捨て札にするカードの都市が全て隣合っていなければならない
つまりボード上で隣り合っていない都市カードは手前に並べることができない

更に、都市は9色あり(州で分類)、
捨て札にした都市カードから、以下のどちらかの郵便局駒の置き方を選ぶ
①捨て札にした都市カードの色毎にそれぞれ1つずつ郵便局駒を置く
②捨て札にした都市カードから1色選び、その色の都市それぞれに郵便局駒を置く

このように自分の手前に置く都市カードは、
異なる色ばかりにして、ばらばらの州に郵便曲駒をばら撒くのもよし
色を統一して1つの州に多くの郵便局駒を置くのもよし

一見、都市に郵便局駒を早く配置する陣取りゲームのように思うかもしれないが、
このゲームは既に他人が郵便局駒を置いている都市にも郵便局駒を置くことができる
かといって他人の郵便局駒を取り除いたりすることも一切ない平和なゲームである

このゲームの競うポイントはその他の部分にあり、
同じ州の都市全てに郵便局駒をいち早く配置した人に入るボーナス
全ての州に最低1つの郵便局駒をいち早く置いた人に入るボーナス
一度により多くの都市カードを使用した(捨て札にした)人に入るボーナス
といった得点要素をいかに多く獲得するかが問われる

また、1手番に1度使用できる特別アクション(4種類あり1つ選ぶ)などもあり、
どれを選ぶか思考を巡らせるのが楽しい

決して他人を直接邪魔するようなことはないが、
頭1つ抜けるために熾烈な郵便網拡大争いになることは明白
地味ながらその出来は保証付き、初心者から熟練者まで楽しめる名作ボードゲーム

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酔いどれ猫のブルース

酔いどれ猫のブルース〈Katzenjammer Blues〉 ☆☆☆☆☆☆☆★★★ 7.5
Katzenjammer Blues

プレイ人数:2~6人
プレイ時間:20分
対象年齢 :10歳以上
作者   :ライナー・クニツィア〈Reiner Knizia〉
ルール量 :少
プレイ感 :軽
箱・タイプ:小(長方形)
備考   :


演奏家を集めてカルテットを作るゲーム
使用するのは色依存のない1~5の数字カードとジョーカーのみ

最初にこれらのカードからランダムに6枚が配られ手札となる
ゲームの流れは場に公開される数枚のカードを競りにかけ、
価値の高い宣言をした人がその価値分を支払い手札に加えるというもの

この時、手札に同じ数字が4枚あればカルテット完成(その4枚を捨てること)で、
そのカードの数字に応じた得点を得ることができる
これを繰り返していき最も得点の高い者が勝利する

このゲームでカードを競り落とすのに支払うのは手札のカード
なので手札を減らして手札を増やす、ということになる
また、その価値は枚数>同値>数字の順に決定する
まず支払う枚数が多い程価値が高く、
枚数が同じなら支払うカードが全て同じ数字である方が価値が高く、
支払うカード全てが同じ数字ならその数字が大きい方が価値が高くなる

尚、ジョーカーはどの数字としても扱う(競りにもカルテットにも使用できる)が、
使用したジョーカー及びゲーム終了時に手札に残ったジョーカーは記録され、
その枚数が最も多い者は大幅なマイナス点を食らう
強力なジョーカーをどう使うのか、悩ましいシステムとなっている

大きい数字はカルテットで高得点を出せるが、
小さい数字も枚数を集めれば競りで有利になる
シンプルながら考えどころの多い優秀作
手軽に競りを楽しみたい方にお薦めのカードゲームです

ユーフォリア

ユーフォリア〈Euphoria〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.0
Euphoria.jpg

プレイ人数:2~6人
プレイ時間:60分
対象年齢 :13歳以上
作者   :〈Jamey Stegmaier, Alan Stone 〉
ルール量 :多
プレイ感 :重
箱・タイプ:大
備考   :


ここは過去の悲劇を繰り返さぬよう、高い壁を築くことで外界との接触を遮断し、
人々に知識を与えずただ従順に働くことだけを教え、偽りの平和を構築する都市ユーフォリア
その壁の外には世界の破滅を経験した人々が暮らす、自然の荒野ウェイスランドが広がっている
そして、地底深くには淡々と革命の準備を進める地下都市サプテラ
上空には永遠の幸せを誓い人々を空へといざなう空中船団イカルス
それぞれが独自の文化を歩み発展を遂げている

そんな中、ユーフォリアはサブテラが有する「水」を求め、
サブテラはウェイストランドの「果物」を欲し、
ウェイストランドはユーフォリアの持つ「電気」を手にするべく、
密かにトンネルを掘り進めている
そしてイカルスでしか手に入れることのできない「幸福」

あなたはこの世界の実情を知ってしまった1人の人間
この4つの勢力を股にかけ、施設建設や過去の遺物発掘に貢献することで自らの権力を高めていく

あなたの元には最大4人の労働者(ダイス)が集まるだろう
労働者をボードに配置してアクションを行うワーカープレイスメントだが、
この世界を知りすぎた労働者は消え去ることになる
振ったダイス目と様々な行動で増える知識ポイントが一定値を超えるとダイスを失うシステム

ゲーム中に手に入る様々な資源を使い建造物を建てたり、
モラルポイントを上げることで持つことが許される過去の遺物を収めたり、
各都市の発展に協力することで権利マーカーを配置していく
そして、先に10個の権利マーカーを配置した者が勝利と目標がシンプル

運要素がやや高めで初心者から入りやすいシステムだが、
最初に特殊な能力を持つ人物カード4枚から2枚を選んだり、
所有品の交渉が可能であったりとゲーマー向け要素満載
何度やっても色々と試したくなるリプレイ欲がある

この手の思考系ゲームで最大6人までというのも魅力
独特の世界観を持つ本格ボードゲームです

ユーフォリア プレイ記1

時は20XX年、世界は核の炎に包まれた
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた
しかし人類は死滅していなかった、そして新たな文明を作り上げた

そして人々は考えた、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすればいいのかを

…人々はアホになることを選んだ

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私、Mura氏、Koma氏、Mori氏でユーフォリアをプレイ
架空未来の文明を又にかけ世界の権力者を目指す

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最初に配られた4枚の人物カードから好きな2枚を選びゲームスタート
私はユーフォリアの民を初期の協力者として公開、もう1枚はその時が来るまで伏せておく
そしてMura氏、Koma氏、Mori氏が公開したのは地下都市サブテラの民…何このアウェー感w

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プレイヤーのパラメータは上がモラルポイント、下が知識ポイントを表す
モラルが無い者は過去の遺物を持つことは許されない(何をしでかすかわからないので)
知識が増えすぎれば労働者はプレイヤーの元を去ってしまう
このゲームはアホを保ちつつモラルを上げることがとても大事

P1170494.jpg

ゲームの流れは自分の番が来たら振ったサイコロ(労働者)を1個ボードに配置するだけ
最大4つ持てるサイコロ(労働者)だが同じ出目なら同時に(違う場所でも)配置できるからお得
基本は配置した場所に描かれた行動を行うワーカープレイスメント
トンネルアクションにより自然の荒野ウェイストランドからユーフォリア
そしてサブテラからウェイストランドへの秘密の通路が繋がろうとしている

P1170491.jpg

私はモラルを上げ、建物タイルの効果を使い過去の遺物「メガネ」による権力UPの連打
何故か遺物カードを引くとメガネを引く私…何故だw
権力は星型のマーカーで表される、これを先に10個置けば勝利、なんとわかりやすい

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閉ざされた6つの建物タイルのうち3つが建設されいよいよ終盤
建物タイルは1人でも協力してでも必要な資源が集まれば建設される
たとえ1個でも必要な資源に貢献したプレイヤーは権力UPすることができる

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ボードの隅にあるのは4つの文明のレベルを表すトラック
これを上げることでその文明の人物カードを持っているプレイヤーは恩恵を受ける
レベルがMAXになるとその文明の人物カードの数だけ権力UPと強力

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私が2人目のウェイスランドの人物を公開する中、
Koma氏がユーフォリア、ウェイストランドと3人目を公開、
Mura氏はウェイストランド、空中船団イカルスの3人目を公開し、サブテラの人物と合わせ、
レベルMAXの文明の人物2人で権利2UPし、権利10Pを達成

P1170498.jpg

というわけでMura氏の勝利、途中1人イカルスでの遺物→権利交換が強かった
私も2人目がウェイストランドでなければ3人目の代わりに即権利UPという手もあったのだが
ちなみにMori氏は途中で知識が上がり過ぎて…じゃなかったw用事のため離脱していました

このゲームは流れに乗っていてもいきなり労働者を失うリスクがあったり、
最後までわからない運要素があるものの、それ以上に楽しいプレイ感のあるゲームでした
これはごちゃごちゃしているように見えて意外と簡潔にサクサク進みます
最大6人プレイというのもうなずける、オリジナリティありユーモアありの傑作ですね
プロフィール

キタ

Author:キタ
ボドゲ歴:12年くらい

ボードゲーム、カードゲーム、脱出ゲーム等、アナログゲーム中心に好き勝手書いているブログです
割と身内向けの記事が多いです

マイナーなジャンルですが、TVゲームより洗練された世界の傑作アナログゲームの面白さを伝えられたらと思います

重量級ゲーム、瞬発系ゲーム、人狼系ゲームが特に好きです

追記:
リンク等随時更新していきます

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