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パニックステーション

パニックステーション〈Panic Station〉 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.0

パニックステーション PANIC STATION 拡張カード入りパニックステーション PANIC STATION 拡張カード入り
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Pegasus Spiele

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プレイ人数:4~6人
プレイ時間:40分
対象年齢 :10歳以上
作者   :〈David Ausloos〉
備考   :ベルギーのゲーム


時は20XX年、今や人間は開拓地を宇宙にまで広げていた

そんな中、ある惑星の研究施設からの通信が途絶えた
調査に向かった者達も帰らない

原因を突き止めるべく、訓練を積んだ特殊チームが派遣されたのであった

あなたはチームの一員として施設の探索を行う
しかし、そこには危険な寄生生物達が…

各プレイヤー1体ずつ、従順なアンドロイドを持っており、
アンドロイドだけが素早い寄生生物を銃で捉えることができる

そして、あなた達は協力して施設のどこかにある寄生生物の巣を焼かなければならない
しかし、焼くための火炎放射器を使えるのは人間だけである

手番には「部屋カードを引いてつなげる」「部屋を調査してアイテムを手に入れる」などの
アクションができ、人間とアンドロイド、2体の駒を動かして施設内を探索していく

探索を進めるとともに現れる寄生生物
寄生生物の攻撃などで体力を失うと手番にできるアクション数が減ってしまう

プレイヤー達は協力して寄生生物を退けながら、
巣を焼くための大量のガソリン(アイテム)を集めなければならない

ただし、アイテムを集める中で必ず誰か1人は寄生された宿主となってしまう
宿主になった者の目的は、人間達のせん滅である

さらには宿主は他の人間を感染させ、その寄生の輪を広げることができる
次々と増える感染者達、しかし誰が宿主なのか誰が感染者なのかはわからない

途中、熱源スキャンの実行により全員中何人が寄生されているかだけが知らされる
いったい誰が寄生されているのか、混乱しパニック状態になること間違いなし

寄生生物達、そして寄生された者達の魔の手を逃れ、巣を根絶することができるのか
未知との闘いが幕を開ける、前代未聞の協力ゲーム

果たしてあなたに近寄るその人は、正常な人間でしょうか…

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パニックステーション 雑記1

ダークダーカーダーケストを注文したので、
同じ作者の作品、パニックステーションについて改めて触れたい

パニックステーション
Panic Station

エイリアンに乗っ取られた宇宙施設を捜索し巣を根絶するべく奮闘するゲーム
協力ゲームでありながら、途中誰か1人が必ずエイリアンに寄生され、
寄生された者の目的が巣の根絶を妨げることに変わってしまうという異例のゲーム
更には寄生された者は感染カードを使って寄生の輪を広げることができてしまう

テーマとしては賛否両論があると思うが、
この斬新なシステムは評価すべきだと私は思う

カードの4方向の向きを使って表すHP(最大4)や、
4面ダイスを使ったエイリアン達のランダム移動などもよくできている
ゲームの途中で、プレイヤー達の中で寄生されている人数が判明するのも実にハラハラする
それでいて、誰が寄生されているかわからない疑心暗鬼要素もしっかりある

寄生されれば、心の中では笑いをこらえるのに必死となるだろう
こういう変わったゲームこそ、もっと普及してほしいところである

Youtubeにそれとなく雰囲気のある紹介動画があったのでリンク(英語)

パニックステーション ルール概要

パニックステーションのルール概要
プレイ記を書こうと思ったら説明が長くなったので分けて書きます

Panicstation1_1.jpg

プレイヤー達はエイリアンに乗っ取られた研究施設に派遣された調査隊となり、
エイリアン達の根絶、つまりはエイリアンの巣を焼くことを目的とする
各自、人間とアンドロイドの2体を操り研究施設内を探索する

Panicstation1_2.jpg

各自アイテムカードの手札を持ち、施設内を調査することで手札を増やすことができる
左にある3枚は最初は使用できない感染カード
このゲーム、恐ろしいことに序盤で誰か1人は宿主となりエイリアン側となってしまう
エイリアン側の目的は人間達をせん滅すること
この感染カードはエイリアン側となった人だけが使うことを許される特殊カードである

Panicstation1_3.jpg

各自最初は4アクションの行動が与えられている
手番が来たら以下(それぞれ1アクション)を自由に割り振って行動できる(重複可)

①探索…自分のキャラクターの隣に山札の1番上の部屋カードを繋げる
②移動…自分のキャラクターを1つ隣の部屋へ動かす
③調査…自分のキャラクターのいる部屋でアイテムカードを引く(スタート地点ではできない)
④銃撃…自分のキャラクター(アンドロイド)と同じ部屋にいる対象に向けて発砲する
⑤その他…アイテム使用、部屋アイコンの効果使用、エイリアンの巣を焼く、など

基本的には①~③しか使わないので、そこまで覚えておく必要はない
ちなみに③の調査は同じ部屋で何回でも行えるが、2回目以降は野良エイリアンが発生する
野良エイリアン(画像左)は直ちに害はないが、手番が約1周する毎にプレイヤーを攻撃する

Panicstation1_4.jpg

アイテムカードの山札の上は最初、上の画像のような構成になっている(5人プレイの場合)
宿主カード1枚(画像左上)、ガソリンカード5枚(人数分)、他ランダム9枚(人数×2-1)
これらをよく混ぜ、山札の上に置き各自に2枚ずつ配ってゲームスタートする
もちろん宿主カードを引いた人は宿主となりエイリアン側ということになる
5人の場合5回調査(アイテムを引く)された時点で確実に誰かが宿主なのだ

Panicstation1_5.jpg

そして、このゲームの大事なルール
自分のキャラクターが、他人がいる部屋に入るとアイテムカードの交換をしなければならない
この時、エイリアン側のプレイヤーから感染カードを渡されるとエイリアン側になってしまう
但し、感染カードと交換でガソリンカードを出していればエイリアン側になるのを避けられる
もちろん何を交換したかは2人の間しかわからない
何か言ってもいいが、手札を見せることは禁じられているため嘘を言う可能性も…
そして感染カードを受け取りエイリアン側となってしまったプレイヤーもまた、
次からのアイテム交換の際に自分の感染カードを出すことが許される

Game36_9.jpg

途中、熱源スキャンの実行により全プレイヤー中何人がエイリアン側か確認できるが、
誰がエイリアン側かはわからない、全員がエイリアン側になったら最後の1人は敗北となる
また、エイリアンの巣カード(部屋カード)が置かれた際にもこの熱源スキャンが行われる

Panicstation1_8.jpg

尚、キャラクターにはHPがあり人間(画像右)、アンドロイド(画像左)とも初期HPは4
エイリアンの攻撃や何らかの影響により負傷するとキャラクターカード(上画像)を回転し、
現在のHPを表すようにする(自分から見て上側のハードマークで確認する)
また最初のアクション数が4というのもこのHPにより変動し、
これもキャラクターカードを参照する(自分から見て上側の手のひらマークの数字で確認する)
上の画像の例だと人間のHP3、アンドロイドのHP2、手のひらマークの数字合計は3
よって手番毎にできるアクション数は3ということになる
こういうアナログならではの工夫はいつ見ても感心する

Game36_8.jpg

最終的に部屋カードの山札の下の方にあるエイリアンの巣カード(画像右上)を繋げ、
そのエイリアンの巣で人間がガソリンカード3枚を使用すれば調査隊の勝利である
逆にそれができなければエイリアン側が勝利する

プレイ記を書くつもりで書いたルール説明なので、
ざっくりした形になってしまいましたが、概要はこんな感じです
決して万人にお薦めしませんが、刺激を求めるならやってみてもいいでしょう

パニックステーション プレイ記 Part1

私、Mori氏、Koma氏、Kawa氏、Ab氏でパニックステーションをプレイ
大まかなルールはパニックステーション ルール概要を参照

2XXX年、人類が宇宙開拓を進めてから数十年が経過した頃
宇宙のある研究施設では極秘の研究が行われていた
それはエイリアンを繁殖し軍事目的に利用するというものだった
しかし、ある日研究員の過失によりエイリアン達は逃亡する
その後の研究施設の結末は言うまでもない
研究施設からの通信が途絶えたことを知った政府は調査隊を派遣する
調査隊の任務は「エイリアン達を根絶すること」

研究施設に到着した調査隊、そこに生存者はいなかったが、
残された情報によると、どうやらエイリアンは巣を作って繁殖しているらしい
またエイリアンは人間の体に入り込み、意識を乗っ取ることができるとのこと
人間の銃弾は素早いエイリアンを捉えることができないが、
調査隊には1人1体のアンドロイドが与えられていた
アンドロイドの銃弾だけが俊敏なエイリアンを狙撃することができる
そしてエイリアンの巣を焼けるのは文明の利器を扱える人間だけなのである

研究施設の探索が少し進んだ頃、調査隊の1人が管理コンピュータの存在に気付く
そこには研究施設の中枢を通る際に行われた熱源スキャンの結果があった
最後に通ったのは調査隊の5人、その中に生体異常反応を示す者が1人
そう、この中に1人、不運にも体内にエイリアンを宿してしまった者がいるのだ

Panicstation1_9.jpg

と、適当なあらすじは無視してもらってけっこうです(笑)
ルールに沿って大分こじつけたつもりです
どこかで聞いたことある?いや、気のせいです…きっと

研究施設に突入した調査隊
周囲に警戒しながら部屋の探索を進めるが、いきなり大変な事態に

Panicstation1_10.jpg

探索で部屋を繋げたいものの、アイテムカード『カードキー』が出ない
ルール上、繋がる場所がある以上は山札の一番上の部屋カードを繋げなければならない
たとえそれがロックされたドアの向こうに繋がる部屋だとしても
そして、部屋は自分のキャラクター駒のいる部屋の隣にしか繋げられない
現状、繋がる部屋を表すとこんな感じ↓

   ↓
   ■↓
  □□■←
 □□□
 □

(矢印:次に繋げることのできる箇所、□:通れる部屋、■:カードキーでロックされた部屋)

…ロックされた向こうしか繋がらないじゃないか、どうしてこうなった(笑)
ロックされたドアは『カードキー』を持っている者しか通れない
つまり誰かが『カードキー』を手に入れて、ロックされたドアを越えなければならないのだ

しかし、どれだけ調査しても『カードキー』が見つからない
部屋を調査すれば『カードキー』などのアイテムカードがランダムで手に入るが、
調査し過ぎると野良エイリアンが出現する

Panicstation1_12.jpg

武装したKoma氏がなんとか野良エイリアンを排除するも焼石に水
閉ざされた部屋の中で『カードキー』を手に入れるべく、
調査をし続けた結果、野良エイリアンの数にきりがなくバイオハザード状態に

Panicstation1_11.jpg

アイテムカードの山札が半分になろうかというのに3枚あるはずの『カードキー』が出現しない
これはまさか…ざわつき始める調査隊

「…もう誰かカードキーを持ってるんじゃないか?」

それは薄々感じていた、確率的にはもう『カードキー』が引かれていてもおかしくない
なら何故誰も使わないか、おそらく『カードキー』を持っているのに黙っている奴がいるのだ
それは誰か、宿主しかいない

Panicstation1_13.jpg

怪しいのはKawa氏とAb氏、一番多くカードを引いているのに音沙汰がない
私の手札にはたった1枚しか存在しないアイテムカード『熱源スキャナー』がある

ルール上、自分の手札は他人に見せることはできないが、
このカードだけは唯一、同じ部屋にいる誰か1人の手札を確認できる

Panicstation1_14.jpg

タイミングを伺っているとKawa氏がついに『カードキー』を使用、今引いたのか?
なら『熱源スキャナー』を使う相手は…

Panicstation1_15.jpg

『熱源スキャナー』でちょうど同じ部屋にいたAb氏の手札を確認する
本当にカードキーはない、Ab氏は嘘を言っていなかった、が…

パニックステーション プレイ記 Part2に続く

パニックステーション プレイ記1 Part2

パニックステーション プレイ記1 Part1の続き

~前回までのあらすじ~
調査隊が好き勝手に行動し、むやみに部屋の探索を続けた結果、
ロックされた部屋ばかりに囲まれ、しかもカードキーが出ないという絶体絶命のピンチに
あげく誰かカードキーを持ってるに違いないと思い込んだ私は持っていたアイテム、
熱源スキャナーを使用し、怪しいAb氏の手札を確認するも、そこにはカードキーはなかったが…

Panicstation1_16.jpg
※Ab氏の手札です

そこにあったのは『宿主』カード(一番左)
これはまずい、早急にAb氏から離れなければ
ただ幸いにもAb氏の手札には攻撃カードはない

すぐAb氏が宿主だと皆に伝えるが、Ab氏と同様に疑われる私…なんでだよ(笑)
確かに私の真偽も証明できないため、皆からすれば私が偽っている可能性も否定できないだろう
そしてもう1つの懸念、何度となくAb氏とアイテム交換を行っていたKawa氏…正常か?

Panicstation1_17.jpg

野良エイリアンの攻撃でもう既に皆少なからず負傷している
私ももう既に野良エイリアンの襲撃によりアンドロイドを失った
この上ない危機的状況で宿主がいつ牙を向くか

Panicstation1_18.jpg

そうこうしているうちにMori氏も『カードキー』を入手
野良エイリアン密集地帯からの脱出を図る

Panicstation1_20.jpg

ようやく少しずつ部屋の探索が進み始めたがエイリアンの巣はまだ遠い
そして、エイリアン密集地帯に残っているのは私(赤)とAb氏(紫)とKoma氏(緑)
私はアンドロイドを失っているため、手持ちの『弾丸』カードも役に立たない

Panicstation1_19.jpg

頼むKoma氏、突破口を切り開いてくれ
私はカード交換で計8発の『弾丸』をKoma氏に提供

「疑わしきは…撃つ!」

Koma氏のアンドロイドが銃口を向けた先は…

パニックステーション プレイ記 Part3に続く

パニックステーション プレイ記1 Part3

パニックステーション プレイ記 Part2の続き

~前回までのあらすじ~
エイリアン密集地帯から逃れるべくカードキーを探す中、
私は熱源スキャナーによりAb氏が宿主である(エイリアンに寄生されている)ことを突き止める
しかし、依然として窮地は変わらず、この状況を打開すべく私は弾丸をKoma氏に提供するも、
Koma氏の放った銃弾は私の意図せぬ軌道で空を裂く
研究施設内に響き渡る銃声、撃ち貫かれる私の足

Panicstation1_24.jpg

馬鹿野郎ー!誰を撃ってる!ふざけるなーーー!
※管理人はデスノート好きです(笑)

Panicstation1_21.jpg

ただ撃たれたのは私だけではない、同時に撃たれたAb氏
なるほど、疑わしきは両方足止めしておこうというわけだ…なんでだよ(笑)

一瞬、宿主に魂を売ろうかという雑念が頭をよぎったが、
正気を失ってはいけない、まだ私は人間だ

Panicstation1_22.jpg

そして私はついに最後の『カードキー』を引き当てる
ただ瀕死の重傷の私が持っていても仕方ないだろう(Koma氏のせいだが笑)
使命を全うするためには…

『カードキー』をKoma氏へと提供
これでKoma氏はこの閉ざされた空間から脱出できるはずだ

Panicstation1_25.jpg

そしてもう1つの懸念、
いち早く『カードキー』でこの密集地帯を脱出したKawa氏、
それに続いたMori氏も一度はAb氏とアイテム交換を行っていたはず、正常か?

Panicstation1_27.jpg

そしてついにエイリアンの巣が発見される
この瞬間、強制イベントとして熱源スキャンの実行、緊張の一瞬

Panicstation1_26.jpg

生体異常反応は1人…よかった、Ab氏以外は寄生されていない
後は『ガソリン』を揃えて巣を焼けば…

ここでAb氏が私への寄生を試みるが、それは『ガソリン』でブロック
私はまだ人を捨てちゃいない(笑)

Panicstation1_28.jpg

そしてKawa氏が『ガソリン』3枚を使ってエイリアンの巣を焼く

人間側の勝利!
人間側:Kawa氏(生存)、Mori氏(生存)、Koma氏(生存)、私(生存)
エイリアン側:Ab氏(生存)

カードキーが出現せず閉じ込められるという絶対絶命の状態から、
まさかの全員生存での勝利、まあ私は虫の息でしたが(笑)

今回は宿主も野良エイリアン密集地帯に巻き込まれた上、
近くに武装したKoma氏もいたため、かなり動きづらかったように思う
ただ宿主のAb氏が『カードキー』を引いてたら、逆の結果になっていたに違いない

色んな意味で危険なゲームですが、
普通の疑心暗鬼ゲームでは物足りない人には是非お薦めです
プロフィール

キタ

Author:キタ
ボドゲ歴:12年くらい

ボードゲーム、カードゲーム、脱出ゲーム等、アナログゲーム中心に好き勝手書いているブログです
割と身内向けの記事が多いです

マイナーなジャンルですが、TVゲームより洗練された世界の傑作アナログゲームの面白さを伝えられたらと思います

重量級ゲーム、瞬発系ゲーム、人狼系ゲームが特に好きです

追記:
リンク等随時更新していきます

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