ロイヤルスのルール概要
17世紀のヨーロッパで様々な役職に取り入り、国を陰で支配するゲーム

ボードにはドイツ(緑)、フランス(青)、スペイン(黄)、イギリス(赤)の4つの国
プレイヤーがどれかの国を担当するわけではありません

(上が国カード、下が陰謀カード)
手番にできることは2つ(①②)
①まず手札の補充
国カードを3枚引く、もしくは国カード1枚と陰謀カード1枚を引く
国カードは山札と公開されている3枚のカードの好きなところから引けます
(国カードは手番が終わるまで新たに公開はしません)
陰謀カードは山札からしか引けません

国カードには1つの国を表すシンボルが、
陰謀カードには2つの国を表すシンボルがあります
国カードを3枚捨てれば任意の国カード1枚、
陰謀カードを2枚捨てれば任意の陰謀カード1枚として使うことができます
手番終了時には国カードは12枚まで、陰謀カードは4枚までしか持てません

手番にできることのもう1つ
②自分の色のキューブを空いている役職(人物のアイコン)の上に1つ置きます
1つの都市には1~2人の役職が描かれています
置くためには国カード(その国のシンボル)を役職の左側の数字分捨てなければなりません
この時、対応する国の陰謀カードも合わせて捨てることで、
空いていない(既にキューブが置かれている)役職にキューブを置くこともできます
元々あったキューブは役職の上から取り除きますがその都市には置いたままにしておきます
全ての都市について、最初にキューブを置いた人はボーナスが貰えます(六角形のタイル)

また、役職にキューブを置いた時は常に、
ボード外にある称号タイル(役職に対応)の上にも自分の色のキューブを置いておきます
(これにより、どの役職に何回キューブを置いたかがカウントされます)
先着順で7種類の称号タイル全てにキューブを置いた人はボーナスが貰えます(円形のタイル)
と、ここまでが②(②は任意、しかも続けて何回繰り返し行ってもよい)
②が終わったら手番が終了し、国カードの山札から3枚になるまで公開します

この①②を時計回りの手番で繰り返します
国カードの山札が尽きたら(3枚公開できなくなったら)時代が終了し捨て札を山札にします
この時、各国において最も多く役職にキューブを置いている人はボーナスが貰えます
尚、同数の場合は役職の右側にある数字が大きいものを持っている方が上になります
時代は3つあり、各時代においてトップと2番手がボーナスを獲得します(四角形のタイル)

またゲーム中、各国において全ての都市にキューブを置いた人はボーナスがあります
先着順で2人まで、これは役職にキューブを置いていなくても貰えます(盾形のタイル)
つまり陰謀カードで後から役職を奪われた都市でも問題ないということになります

3回目に国カードの山札が尽きたら、
ゲーム中の手番数が全員同じになるまでは手番を行ってから3つ目の時代が終了
(Aさんからゲーム開始していれば、Cさんで山札が尽きてもEさんの手番で終了)
これでゲーム終了ですが、この時にボード外の称号タイルを確認します
各称号について、最も多くキューブを置いている人はボーナスがあります(その称号タイル)
トップが2人なら称号タイルを半分ずつ受け取ります(パズルになっているので分かれます)
トップが3人なら誰もボーナスはありません

ちなみにゲーム中、獲得したボーナスは全て非公開です
ゲーム終了時、全てのボーナスを公開し合計点数が高い人が勝利します
このゲームは記憶さえしておけば他人の点数は把握することができます
他人の手札の状況もある程度はわかりますが、山札から引くことができるので、
完全に見破ることは難しくなっています
その中で、他人がどのボーナスを狙っているのか、
読みながらの駆け引きが面白いです
あらゆる要素にボーナスがあり、どれも早い者勝ちのため、
出し抜くためにどう切り替えていくか、単純なルールながら色々考えさせられる良いゲームです
- 関連記事
-
スポンサーサイト
Comment