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テラ・ミスティカ ルール概要

テラ・ミスティカのルール概要

耕したり建設したりして領地拡大を目指すゲーム

まず各自ファンタジー系の14種族の中からボードを選択し、その色の建造物をボードに置く

例えば「ノマド」(黄色)ならこんな感じ
種族ボード

そしてメインボード(中央)の自分の色のタイルに各自、自分の建造物から「住居」を2つ置く
※ノマドは例外として「住居」を3つ置く
全体

そして各自、人数+3枚のボーナスタイルから好きな1枚を選び受け取る
ボーナスタイル

ボーナスタイルはプレイヤーの収入や行動範囲が増えたり有益な効果をもたらす

その後、各自、初期資源を受け取りゲームスタート
(初期資源は種族ボード、名前下に記載されている)

例えば「ノマド」の場合、「労働者駒」2個、「お金」15コインを受け取る
初期資源

この赤色と茶色の円については後述する



ゲーム進行は以下のような流れで行う

 A:収入
 ↓
 B:アクション
 ↓
 C:教団報酬

このA~Cを1ラウンドとして6ラウンド繰り返し、その後、得点計算を行いゲーム終了である



A:収入

ここでは自分の持つ「手のひらマーク」に基き、収入として資源を得ることができる

資源とは「労働者駒(白色立方体)」、「お金(数字コイン)」「司祭駒(各種族色の人型駒」「パワー(紫色チップ)」の4つである

例えば次の場合、種族ボードの「住居」をどけた場所に「手のひらマーク」が4つ見える
収入

手のひらの上に「労働者駒」、これは収入時に「労働者駒」を4つ受け取れることを意味する

このように建造物を建てていくことで、後半はより多くの収入が得られるようになる
収入(後半)

他にもボーナスタイルやゲーム中盤で入手できる恩恵タイルなどに「手のひらマーク」が書かれている場合があり、これらを所持していれば更に収入を増やすことができる
ボーナスタイルによる収入

恩恵タイルによる収入



B:アクション

スタートプレイヤーから順に、①~⑧のアクションからどれか1つ選び実行する

 ①地形変換と建設
 ②船舶改良
 ③スコップ改良
 ④建造物改良
 ⑤司祭派遣
 ⑥パワーアクション
 ⑦特別アクション
 ⑧パス

アクション

実行したら次に左隣りのプレイヤーが同様に①~⑧のアクションから1つ選び実行する

これを全員が⑧のパスを選ぶまで繰り返す(1つのラウンドで同じアクションを何回してもよい)

繰り返すと言ってもアクションには通常、資源が必要なのでいつかはパスを選ぶことになる



①地形変換と建設

このゲームの主要アクション

まずメインボードの自分の建てている建造物に隣接する地形タイルを1つ選び

その地形タイルの色を変更するand(or)その地形タイルに「住居」を建設する、というもの

何故地形タイルの色を変更する必要があるのか?

実は、建造物は自分が既に建てているタイルに隣接し、かつ自分の色のタイル上にしか建たない

地形タイルの色変更には資源が必要で、それは各種族ボードの変換サークルに基づく

例えば、「ノマド」の変換サークルでは緑色と黄色の間にスコップが3本ある
変換サークル

これはタイルの色を緑色から黄色に変更するのにスコップ3本分の資源が必要ということである
(スコップの資源については後述する)

尚、資源が足りなければ、スコップ1本分の資源を支払いとりあえず灰色まで変えておく、など自分の色以外の色に変更することも可能である

また、「住居」を建てるのにも別途、資源が必要である

例えば、「ノマド」の場合、「労働者駒」1個と「お金」2コインが必要である
住居

このアクションでは、資源さえ支払えればタイル色変更と住居建設を両方行うことも可能
変換前
         ↓
変換後

ゲームスタート以後はこのアクションによってしか新しい「住居」を建てることができない



②船舶改良

上の説明でも使ったが、このゲームには度々「隣接」という言葉が登場する

しかし、メインボードをよく見てもらえばわかるように、このゲームには先程の変換サークルに存在しない色のタイル、河川タイルが存在する

ここはタイル色変換もできず建設もできない、まさに陸地を分断する川なのである

ではこの川を渡ってその先に領地を広げたい場合はどうするのか?

各種族ボードには、船舶値を示す船舶トラックがある
船舶改良

この船舶改良アクションを1回行うことで、船舶値を+1上昇させることができる

ただし、例えば「ノマド」の場合「司祭駒」1つと「お金」4コインが必要である

このゲーム、船舶値に等しい数の河川タイルは無視し、その先のタイルが隣接扱いとなる

つまり、例えば船舶値(1)あれば、1マス離れた川を越えた先にも住居建設ができる



③スコップ改良

先程、タイル色変更にはスコップの数に基づいた資源が必要と述べた

これについても各種族ボードのスコップ交換トラックに表記されている
スコップ改良

この状態は、スコップ1本につき「労働者駒」3個が必要であることを表している

このスコップ改良アクションでは、資源を払うことでスコップの交換効率を上げることができる

例えば「ノマド」の場合、「労働者駒」2個、「お金」5コイン、「司祭駒」1つが必要である

こうすることで、以後のスコップの必要資源を減らすことが可能となる



④建造物改良

種族ボードに置かれている建造物は住居(ボードの一番下)以外は、この建造物改良アクションにより、既に置かれている建造物と交換する形で置く

改良(交換)順は以下の通りである

 住居→交易所→砦
    ↓
    神殿→聖域

この改良についても、各種族ボードに書かれた資源が必要である(ノマドの例)

交易所        砦          神殿         聖域
交易所砦神殿聖域

交易所だけ「お金」が3/6コインと書かれているが、これは通常は6コインだが他のプレイヤーの建造物に隣接する住居を改良する場合に3コインで済むという意味である

また神殿、聖域は改良した時に恩恵タイルを受け取ることができる
恩恵タイル

恩恵タイルは、収入を増やすものや得点につながるものなど様々



⑤司祭派遣

このアクションでは教団ボードの信仰値を上げることができる
教団ボード

教団ボードの信仰値には、風(白色)、土(茶色)、水(青色)、火(赤色)の4種類があり、これを上げることで「パワー」という資源が得られる

この司祭派遣では、「司祭駒」を消費することでいずれかの信仰値を1~3上げることができる

また、初期資源にあった赤色と茶色の丸は、この火と土の信仰値を表しており、最初にその丸の数に等しい信仰値が得られることを意味している

このように色付きの丸マークは、教団ボードの信仰値を表す

他にもボーナスタイルや恩恵タイルで、信仰値を上昇させるものもある

そして信仰値を上げた際に通過した紫色マスに書かれた数字分だけパワーを得ることができる

尚、「パワー」という資源はちょっと特殊で得てもすぐに使えるわけではない

種族ボードにはパワートレイがあり、初めから各自12個の「パワー」を持っている
パワートレイ

このパワートレイはⅠ、Ⅱ、Ⅲに分かれており、「パワー」を得たら以下の処理を行う

 【Ⅰにパワーが残っている場合】:得たパワーの数だけⅠからⅡへパワーを動かす

 【Ⅰにパワーが残っていない場合】:得たパワーの数だけⅡからⅢへパワーを動かす

 【Ⅰ、Ⅱにパワーが残っていない場合】:パワーを得ても何もおきない

⑥のパワーアクションなど、パワーを消費するアクションを実行する方法は以下の2つである

 【ⅰ】:消費するパワーの数だけⅢからⅠへパワーを動かす

 【ⅱ】:消費するパワーの数だけⅡからⅠへパワーを動かし、
     更にそれと同じ数のパワーをⅡから永久にゲームから取り除く

つまり、パワーという資源を使用するにはⅢのトレイに貯まるまでじっくり蓄える必要があり、いざという時には絶対量を減らすリスクを負うことでⅡのトレイからでも使用できる



⑥パワーアクション

文字通り「パワー」という資源を使って行動するアクションである

メインボードに、オレンジを背景とした八角形のシルエットが存在する
パワーアクション

この八角形はそれぞれ、1ラウンド中に1人だけができる行動を表している

例えば、上の例では「パワー」3つを消費して「橋」1つ建てることができる

一度実行した行動は、ラウンド終了までその八角形をフタ(×印)して使えなくする

ちなみにこの「橋」だが、これは河川タイルの一辺に置くことで、この「橋」に隣接する2つのタイルを隣接扱いにすることができる
橋

種族の効果以外では、船舶改良か橋でのみ川を超えることが可能になる



⑦特別アクション

パワーアクションと基本的には同じである

メインボード以外にもオレンジ色を背景とした八角形のシルエットがある
(ボーナスタイル、恩恵タイル、種族ボードなど)

ここでも1ラウンドに1回、書かれた行動を実行できる

ただし、パワーアクションと違って「パワー」を消費する必要がない



⑧パス

このラウンドで、これ以後何もアクションをしないこと意味する

手持ちの資源が乏しく、何もできることがなければこれを選ぶしかないだろう

ただし、最初にパスを選んだプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーとなる

パスをしたら、手持ちのボーナスタイルを返却し、新しいボーナスタイルを受け取る

全員がパスを選んだら、そのラウンドは終了である



C:教団報酬

ラウンドが終了する毎に、その時点の教団ボードの信仰値に基づき報酬を受け取ることができる
得点タイル

例えば、上の例では1ラウンド目の得点タイル(一番左)に赤色の丸が4つ描かれている

そして、その横には「パワー」が4つ書かれた「手のひらマーク」がある

これは1ラウンド終了時に火の信仰値4点に付き「パワー」4つを得られることを意味する

このような流れで6ラウンドを繰り返し、その後最終ボーナスを加算してゲーム終了である



~最終ボーナス~
最終ボーナス

最終ボーナスは以下の2つである

 ●隣接した建造物の数が最も多いプレイヤーから順に得点を得る
   1位 18点、 2位 12点、 3位 6点

 ●教団ボードの各信仰値につき、最も高いプレイヤーから順に得点を得る
   1位 8点、 2位 4点、 3位 2点

ゲーム中に得られる様々な得点に、この最終ボーナス得点を加算しゲーム終了



今回、ゲーム中の得点要素や町の設立など細かい点は省いたが、主な流れは以上である

ルールはかなり多いが覚えてしまえばプレイ感はそこまで重くないと思う

「パワー」の使い方や地形の色を変えていくのが新規的で面白い

アグリコラでも感じたが、やりたいことがたくさんあるのにできないこのもどかしさが、何度もプレイしたいという欲求を生み出している

スモールワールドなどもそうだが、ファンタジー系の種族を題材にしなければもっと幅広く受け入れられる作品となったのではないだろうか

素晴らしいゲームであることは間違いないが、ドイツゲームをまだ数多くプレイしていない人は先に他の色んなゲームをプレイしてみることをオススメする

それだけ深みとコクのあるゲームである



また細かいルールについては、気が向いたら書く…かもしれません

この色んな要素の詰まったドイツゲームの集大成とも言える作品、多くのボードゲームをプレイしてきた人やボードゲームに自信がある人は是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
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プロフィール

キタ

Author:キタ
ボドゲ歴:13年くらい

ボードゲーム、カードゲーム、脱出ゲーム等、アナログゲーム中心に好き勝手書いているブログです
割と身内向けの記事が多いです

マイナーなジャンルですが、TVゲームより洗練された世界の傑作アナログゲームの面白さを伝えられたらと思います

重量級ゲーム、瞬発系ゲーム、人狼系ゲームが特に好きです

追記:
リンク等随時更新していきます

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